· 

AppSheetで請求書アプリ(第6回)Googleドキュメントで請求書のひな形を作成

Googleドキュメントで請求書のひな形を作成する

 

このブログでは、請求書アプリでAppSheetの使い方を学びます。

 

前回(第5回)はViewを設定してアプリの見た目を整えました。

ここまでで請求書データを作成する準備ができました。

次回(第7回)では、請求書をPDFで発行する機能をAppSheet Automationで設定します。

その前に、今回は請求書のひな形をGoogleドキュメントで作成します。

1. Googleドキュメントを作成する

 

それでは、請求書のひな形を作成していきましょう。

サンプルとしてWordのデータを用意しました。

まずは、下のWordデータをダウンロードしてください。

 

ダウンロード
請求書のひな形
請求書.docx
Microsoft Word 14.2 KB

 

Googleアカウントにログインして、GoogleドライブにWordのデータをアップロードしましょう。

 

WordのデータをGoogleドライブにアップロードする。

 

Googleドライブ上でWordデータを開いた後、Googleドキュメントに変換して保存しておきます。

 

WordデータをGoogleドキュメントに変換する。

 

Googleドキュメントに変換して保存しました。

 

Googleドキュメントに変換した。

2. タグの書き方

 

請求書は、「請求書」テーブルから作成します。

取引先情報は「請求書」テーブルにある「取引先ID」から「取引先」テーブルを参照して、列の値を取得します。

また、品目明細は「請求書」テーブルにある「Related 品目s」から「品目」テーブルを参照して、品目をリストで取得します。

 

請求書の構成。

 

AppSheetでGoogleドキュメントに列の値を差し込む時に使用されるのが「タグ」です。

AppSheetで使用するタグは以下のように、<<>>内に[列名]を記載します。

 

タグ
<< [ 列名 ] >>

例えば、請求書の発行日と請求書番号は以下のように書きます。

  • <<[発行日]>>
  • <<[請求書番号]>>

以下のような感じになります。

 

AppSheetのタグの書き方。

 

「請求書」テーブルの列の値をタグで書いていきましょう。

請求金額は「合計」(Virtual Column)を差し込むので、

  • <<[合計]>>

で大丈夫です。

請求金額のタグを書く。

 

「小計」「消費税」「合計」は、Virtual Columnを使って以下のようにします。

  • <<[小計]>>
  • <<[消費税額]>>
  • <<[合計]>>

「消費税」の列名は「消費税額」ですので注意してください。

 

小計、消費税、合計のタグを書く

 

「お支払期限」と「備考」は以下の通りです。

  • <<[お支払期限]>>
  • <<[備考]>>
お支払期限と備考のタグを書く。

3. 参照テーブルの値の書き方

 

取引先情報は「請求書」テーブルから直接取得できません。

「取引先ID」列から「取引先」テーブルを参照して、必要な列の値を取得します。

参照テーブルから値を取得するタグの書き方は以下のようになります。

 

参照テーブルの値を取得するタグの書き方
<< [ Ref を設定した列名].[参照テーブル内の列名 ] >>

「取引先」テーブル内にある「取引先」「部署」「担当者」の値は以下のようにタグを書きます。

  • [取引先ID].[取引先]
  • [取引先ID].[部署]
  • [取引先ID].[担当者]

4. Startタグ、Endタグの書き方

 

品目明細は「請求書」テーブルにある「Related 品目s」列から品目リストを取得できます。

「Related 品目s」列は、「品目」テーブルの「請求書ID」列に「Is a part of ?」を設定した時に自動的に作成された列です。

請求書の「ID」と同じ「請求書ID」の値を持っている品目レコード(行)をリストで返します。

 

 

 

取得した品目リストを品目明細の表組にするために、PHPやJavaScriptでいうところの「for文」のような構文があると便利です。

AppSheetでは、StartタグとEndタグを設定することで実現できます。

<<Start>>内に[ Related 品目s ] を含めて、<<[ 列名] >>を<<End>>で囲みます。

 

Startタグ、Endタグ
<< Start: [ Related テーブル名s ]>>
  <<[列名]>><<[列名]>><<[列名]>>...
<<[End]>>

請求書アプリでは品目明細のタグを以下のように設定しました。

「品名」にStartタグ、「金額(税込)」にEndタグを含めて、「単価(税込)」と「数量」を囲みます。

  • <<Start: [Related 品目s]>><<[品目マスタID].[品目]>>
  • <<[単価]>>
  • <<[数量]>><<[単位]>>
  • <<[税込金額]>><<End>>

実際の請求書はこのような感じです。

 

 

 

PHPやJavaScriptなら「for文」でコードを書く必要がありますが、AppSheetならタグを配置するだけで完成です。

 

 

以上、請求書のひな形をGoogleドキュメントで作成しました。

次回(第7回)は、AppSheet Automation で今回作成したひな形を使って請求書のPDFを発行します。

Goolgeドキュメントのひな形はAutomationでメールを送信する際にも使えます。

応用が利くテクニックなので、この機会に使えるようにしておきましょう。

 

アプリを作る前に実際に試してみたい方は、アプリスイートが作ったサンプルアプリを7日間無料体験ができます。

こちらからお問い合わせください。